Wednesday, June 6, 2012

【書評】僕がアップルで学んだこと 環境を整えれば人が変わる、組織が変わる

話しかけるような文体のおかげでとても読みやすいと思います。
ただし、深い内容ではないので、どこかの話題が自分の関心にヒットしない場合には、おもしろくないかもしれません。この書籍を読んだ人は、著者の松本さんをフォローしてみると理解が深まるかもしれません。

内容は、前半と後半で大きく異なります。
前半は、アップル時代の経験に関する内容ですが、Goole、Amazonも同様ですが、USの先端企業がどのようなものか情報がないので興味があったのですが、肝心なことは守秘義務があるため、教えてもらえません。ちょっと消化不良でした。
レイアウトについては、トヨタの改善チームも同様なことをしていると思います。評価基準に違いがあるかもしれません。マネージャーしかできないので、まずはマネージャーを目指す必要があります。
・アップル(ジョブス)に関すること
・アップルでのマネージャー経験について
・働く環境としてのレイアウトについて
・品質管理について

後半は、今までの人生を振り返りを元に、「生き方」の提案をしています。
・生き方について

現在、日本では、戦後から高度成長期を通じて構築された日本社会のひずみが表面化しています。イスの増えない、いす取りゲームに挑戦するのではなく、むしろ、自分でゲームを作ったらどうでしょう?という提案と受け取りました。
ちょうど、自分も3/30(金)に約20年間勤めた会社を退職しました。子供の教育費が必要という考えから、2年くらい単身赴任していました。しかし、いざ、新しい一歩を踏み出してみると、いろんなことに囚われていた自分に気がつきます。いきなりは無謀なので、その気のある人は、新しい道を選ぶことができるよう準備することが重要だと思います。
重要なことは2つです。
・自分は本当は何したいんだろう?
・それでカネ(生活費)を稼ぐためには何したら良いのだろう?
多くの人が幸せな人生を歩むことができることを祈ります。
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アップルの成功を支える方程式
p.46

組織は、ある一定以上の大きさになると、それ自信が意思を持ってしまうようなところがありますから、複雑な組織を作るとてんでバラバラの方向を向いてしまう傾向が強くなります。


p.77

アップルでは、仕様書は変わっていくモノという暗黙の了解があります。


p.82

アップルにおける品質管理部の役割とは、品質を「保証」しようとする努力ではなく、開発中のプロジェクトの状態を定点観測することで、その製品が出荷可能なレベルにどの程度近づいているのかを測る機能を果たしていました。



製品開発とは、製品のコンセプトやデザインなどの妥協すべきでないところは妥協せず、生涯の総数、製造での歩留まり率など妥協すべきところは妥協しつつ、会社と顧客の双方がハッピーになれる価格と価値のバランスを探る行為ではないかと思います。


最良の環境を得る
理想のレイアウト
試行錯誤
ツアーの申し込みが絶えないほど評判になった。

p.163

しかし、アップルを辞めさせられた日、目の前の霧が晴れるような、そんな晴れ晴れとした気持ちになりました。
...
アップルからのレイオフは、自分の人生の中でも最良の部類に入る出来事でした。



社内政治と賢くつきあう
上司を味方に付ける
p.88

責任と自由をセットで与える。


己を磨く
本当にやりたいことはなんだろうか?
常に身軽でいよう

(1)考えると不安になる
(2)考えただけで何かをしたつもりになる
(3)考えただけでわかった気になる
(4)考えた時間に使った時間が惜しくなる
(5)決定事項にとらわれて柔軟性を失ってしまう

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